日本アンティーク時計協会

通常の時計でもそうですが、アンティーク時計の場合は特に、修理店によって修理できる範囲が違います。

お店によっては、アンティーク時計の修理がまったくできないお店もありますので、事前にどこまで修理ができるのか確認が必要です。

現行品の時計とは違い、アンティーク時計はその作りもさまざまで、長い年月が経っているため摩耗や曲りもあり、修理には特に経験と技術そして時間も必要です。

アンティーク時計を扱ったことのないお店に依頼されると、場合によっては壊れて戻ってくる・途中まで修理を進めたものの、修理ができないことを理由に返却され、元の状態よりも悪くなることがあります。

またお店によっては、この年代頃の腕時計までなら修理ができるけれども、この年代を越えてくると難しい・懐中時計になると難しい、機械の世代が古い時計になると難しい、クロノグラフはできない、古い部品の取り寄せができない・製作ができないなど、対応できる範囲がまったく違います。

お店や技術者の持つ技術や知識、ネットワーク、どの程度時間がかけられるのかなど、さまざまな要因によりますが、お店によって大きく違いますので、アンティーク時計の修理を依頼されるなら、アンティーク時計の修理ができるお店に依頼されることをお勧めします。