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動かない状態もしくは問題がある状態で戻ってきた

修理に出し料金を支払い、時計が戻ってきたときに、動かないもしくは動作不良と思われる点がある場合は、必ずその症状を確認した時点ですぐに依頼をしたお店に連絡をしてください。

戻ってきた時点ですぐにそのような症状が出ている場合は、お店側の修理がうまくできていなかったことが予想されます。

再修理を受け付けてくれるはずですので、お店の指示に従って再修理を依頼してください。

受け取り後すぐであれば、お客様のご利用による故障というのは考えづらく、再度料金が発生することはないはずです。

 

 

ただご注意いただきたいのは、お受け取りいただいた時点で、すでにこのような症状が確認できる場合は、絶対にしばらく使ってみようとは思わないでください。

お店側では基本的にはランニングテストなどを行い、動作確認をした上でお客様にご返却しているはずです。

例えば、お受け取りいただいた際にこのような症状が出ているにも関わらず、1週間・1か月と経ってからお店にご連絡をしても、お店側では故障の原因が「お客様のご利用にある」と思わざるを得ない時があります。

もちろんお店側でも、時計を再度お預かりをして状態を確認するのですが、通常の利用では壊れない部分が壊れている場合や、この部品が壊れていれば、お届けした時にすでにまったく動かないはずだという部品もあります。

このような状態が確認されれば、これはお客様のご利用によるものだと判断せざるを得ません。

 

時計は精密な小さな部品によって成り立っているもので、時にはお客様が軽く落としてしまっただけでも、部品に問題が出ることもあります。

まだ修理から戻って数回しか使っていないのに、と思われることもあるかもしれませんが、故障というのは、使用期間や回数によらず、故障する原因があるから引き起こされるものです。

故障の原因がお店にある場合に、それがお客様のせいになってしまわないよう、修理から戻ってきたときには必ず動作確認を行いましょう。

時計の修理でお困りですか? こちらの技術者が対応できるかもしれません

古い時計があるけれど、どこで修理を受ければよいかわからない。

そんな時は当協会までご相談ください。

協会所属技術者が修理を受けられる状況であれば、修理をさせていただきます。

 

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